ドル円は150円台半ば前後での推移続く=東京為替概況
ドル円は150円台半ば前後での推移続く=東京為替概況
ドル円は150円台半ば前後での推移。朝からのレンジは150円38銭から150円64銭となっている。
今晩の米第4四半期GDP改定値、明日の米PCEデフレータ、金曜日の米ISM製造業景気指数などの数字次第では動きが出る可能性があるが、それまでは動きにくい展開か。日米金利差を狙った取引もあり、下値がしっかりしている一方で、上値追いの勢いに欠けている。
ユーロドルは1.08台前半推移。大きな動きなくレンジ取引が続く。
ユーロ円は一時163円割れも大きな動きにはならなかった。日経平均は小幅安。ややさえない動きもリスク警戒に回るだけの動きも見せず。
10時のNZ中銀金融政策理事会は大方の予想通り金利を据え置いた。もっとも今月のオア総裁によるインフレ警戒発言以降追加利上げ期待がくすぶっていたこともあり、発表直後はNZドル売りとなり対ドルで0.6175前後から0.6120台まで急落。その後も売りが続き0.6103を付けた。対円では92円90銭前後から92円10銭台に急落。その後も戻りが鈍く、もう一段下をトライして91円84銭を付けている。
政策報告で2024年上半期のインフレ見通しの引き下げ、政策金利のピーク見通しの下方修正などが見られ、NZドル売りにつながった。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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