広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ダウ平均は最高値更新 IT・ハイテク株に買い エヌビディアの決算でムード高まる=米国株概況

株式 

NY株式22日(NY時間16:20)(日本時間06:20)
ダウ平均   39069.11(+456.87 +1.18%)
S&P500    5087.03(+105.23 +2.11%)
ナスダック   16041.62(+460.75 +2.96%)
CME日経平均先物 39435(大証終比:+315 +0.80%)

 きょうの米株式市場でダウ平均は最高値更新。一時500ドル超上昇する場面も見られた。警戒感も高まっていたエヌビディア<NVDA>の決算が前日引け後に発表され、予想外の強さを示したことが市場のムードを高めている。エヌビディアと伴に、ここ数日調整していたIT・ハイテク株に買い戻しが活発に入った。ナスダックも3%超の大幅高。

 そのエヌビディアの決算はAIコンピューティング・ハードウェアの需要が爆発的に伸びていることを示した。アナリストは「生成AIの市場は2032年までに1兆3000億ドルに達する可能性がある。この分野の爆発的な成長は、ハードウェア、ソフトウェア、インターネット企業を今年も後押しするはずだ」と指摘。

 「AIは企業や経済がより少ない労力でより多くのことを行うことを可能にする変革的な技術変化だ。これは利益率と生産性の向上につながる非常にエキサイティングな大変革であり、今後数年間、成長、利益、株価のスーパーサイクルを生み出すだろう。エヌビディアはその中心にいる」といったコメントも聞かれた。

 IT・ハイテク株には高値警戒感を示す声も多く聞かれるが、本日のところは、想定以上に強かったエヌビディア<NVDA>の決算のご祝儀相場といった雰囲気のようだ。

 その中で、利益確定売りが強まっていたスーパー・マイクロ<SMCI>も買い戻しが強まり大幅高。エヌビディアが決算で需要への強気な見通しを示したことで、同社のサーバー管理システムへの需要への期待も高まっている。15億ドル規模の転換社債発行計画が伝わっていたが、特に影響は出ていない。

 電気自動車(EV)のリビアン・オートモーティブ<RIVN>が大幅安。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、EBITDAは予想以上の赤字となった。市場は通期のガイダンスを嫌気しているようで、特に生産台数の見通しが5万7000台と予想(約8万台)を大きく下回ったことを嫌気している模様。

 AT&T<T>が下落。全米の同社ワイヤレス回線に障害が発生しいる。サービス利用者から、木曜日の午前中、電話の発着信に関する問題が広く報告された。サービス追跡サイト「ダウンディテクター』によると、ニューヨーク時間の午前3時30分ごろから複数の通信事業者からの苦情が急増。AT&Tがトップで、その後も報告が増え続けているという。ただ、その後に大半が復旧したとの発表が流れていた。

 工芸品やビンテージ品のeコマースを手掛けるエッツィ<ETSY>が下落。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、売上高および商品取扱高(GMS)は予想を上回ったものの、1株利益は予想を下回った。EBITDAは予想を上回っている。ただ、アナリストは、今年の出遅れを指摘し、目標株価と業績予想を引き下げた。

 フード・デリバリーサービスのドアダッシュ<DASH>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げた。堅調な成長がフリーキャッシュフロー(FCF)の改善を促進するという。強気のケースでは175ドルが視野に入るとしている。

 車のオークションを手掛けるACVオークションズ<ACVA>が決算を受け大幅高。売上高の見通しが第1四半期、通期とも予想を上回ったことが好感されている。

 石油・ガス開発のコード・エナジー<CHRD>は、カナダの同業イナープラス<ERF>を買収することで合意した。現金と株式交換による買収で37億ドル規模。

 ワクチンのモデルナ<MRNA>が大幅高となり100ドル台を回復。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益が予想外の黒字となったほか、売上高も予想を大きく上回った。新コロナワクチン「スパイクバックス」の売上が予想以上だった。

 送金など金融サービスのレミットリー・グローバル<RELY>が決算を受け大幅高。経常収益が予想を上回ったほか、EBITDAも予想を上回った。また、通期ガイダンスも予想を上回る経常収益の見通しを示した。

 電気自動車(EV)のルーシッド<LCID>が決算を受け大幅安。通期の生産台数の見通しに失望感が強まった模様。

AT&T<T> 16.59(-0.41 -2.41%)
リビアン<RIVN> 11.45(-3.94 -25.60%)
スーパー・マイクロ<SMCI> 975.52(+241.35 +32.87%)
エッツィ<ETSY> 70.62(-6.51 -8.44%)
コード・エナジー<CHRD> 162.86(-5.10 -3.04%)
イナープラス<ERF> 17.91(+1.49 +9.07%)
ACV<ACVA> 16.41(+2.41 +17.21%)
ドアダッシュ<DASH> 121.41(+6.72 +5.86%)
レミトリー<RELY> 20.87(+3.18 +17.98%)
モデルナ<MRNA> 99.44(+11.85 +13.53%)
ルーシッド<LCID> 3.08(-0.62 -16.76%)

アップル<AAPL> 184.37(+2.05 +1.12%)
マイクロソフト<MSFT> 411.65(+9.47 +2.35%)
アマゾン<AMZN> 174.58(+5.99 +3.55%)
アルファベットC<GOOG> 145.32(+1.48 +1.03%)
テスラ<TSLA> 197.41(+2.64 +1.36%)
メタ<META> 486.13(+18.10 +3.87%)
AMD<AMD> 181.86(+17.57 +10.69%)
エヌビディア<NVDA> 785.38(+110.66 +16.40%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

FXアプリ スマホランキング

GMOクリック証券 56

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 112
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 13
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
GMOクリック証券 のアプリ詳細

外為どっとコム 54

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 108
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 23
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
外為どっとコム のアプリ詳細

ヒロセ通商 50

ドル円スプレッド 0.2〜1.4銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 110
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 13
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
ヒロセ通商 のアプリ詳細

▶︎ FXアプリをまとめて比較する

直近24時間の重要経済指標

Pick Up 雇用統計 FOMC

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます