ドル安が優勢 ドル円は150円を割り込む=NY為替
きょうのNY為替市場はドル安が優勢となっており、ドル円も緩やかな売りに押され、150円を割り込んでいる。ただ、150円を割り込むとオプション絡みの買いなども観測され、150円を下放れる動きまでは見られていない。
先週の予想を上回るインフレ指標の発表により、FRBの早期利下げ期待は後退。年内の累計の利下げ幅の見通しも1.00%ポイントを下回っている状況となっている。一時は1.50%ポイントまで期待が高まっていた。そのような中でドル高を期待する声は根強く、ドル円は底堅い展開が続くと見ている向きも少なくないようだ。今週は主要な米経済指標の発表も少なく、手掛かり材料難ではある。
先週のインフレ指標は、FRBがより長い間忍耐強い姿勢を維持する可能性が示唆されたが、その忍耐強さは多くの投資家にまだ共有されておらず、為替市場ではドルショート戦略が見直されているとの指摘が一部から出ている。データ発表が続いた先週を総括すると、FRBはいまのところ慎重なスタンスを維持することに関心が向いていると結論づけざるを得ない。いずれにせよ、今後数日間でドルロングの整理が進むと予想されるという。
USD/JPY 149.85 EUR/USD 1.0819 GBP/USD 1.2649
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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