動意薄、米国とカナダの祝日で ドル円は150円付近で揉み合う=ロンドン為替概況
動意薄、米国とカナダの祝日で ドル円は150円付近で揉み合う=ロンドン為替概況
ロンドン市場は、動意薄となっている。このあとのNY市場がプレジデンツデー、カナダ市場がファミリーデーのため休場となることで市場は取引を手控えている状況。米債券市場が休場となっており、ドル相場にとっての主要な手掛かりが欠けている。米株先物は時間外取引で先週末の下げが一服して、揉み合いに。欧州株は売り先行も、次第に値動きが落ち着いてきている。この日は英米欧などの主要経済指標の発表はなかった。ドル円は東京午前に150.28近辺から149.88近辺まで下落したあとは、足元に至るまで150円挟みの揉み合いが続いている。ユーロドルは1.0772から1.0789までのレンジで、ロンドン時間にやや下値を広げて程度の狭い値動き。ポンドドルは1.2600から1.2630までのレンジにとどまっている。ユーロ円はやや上値が重く、161.50付近へと軟化。ポンド円は189.00付近まで下押しされたあとは下げ渋り。あすのNY市場三連休明けが待たれているようだ。
ドル円は150円付近での取引。東京朝方の150.28近辺を高値に、一時149.88近辺まで下落。その後は東京午後からロンドン時間に至るまで150円を挟んだ揉み合い商状が続いている。米加市場が休場となることから、取引手控えムードが広がっている。
ユーロドルは1.07台後半での取引。東京市場から方向感に欠ける値動きが続いている。レンジは1.0772から1.0789まで。ロンドン時間に小幅に安値を広げた程度。ユーロ円は上値重く推移。東京朝方の162.04近辺を高値に、ロンドン序盤には161.50近辺まで下押しされている。対ポンドでもユーロは小安い。ただ、特段の経済統計発表はなく、手掛かり難。
ポンドドルは1.26台前半での取引。東京市場からのレンジは1.2600から1.2630までにとどまっており、方向感に欠ける揉み合いが続いている。ポンド円は東京朝方に189.44近辺の高値をつけ、ロンドン序盤には189.01近辺の安値を付けているが、売買が交錯しており方向性は希薄。ユーロポンドは東京朝方の0.8554近辺からロンドン時間に入ると0.8538近辺まで小幅に軟化している。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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