ECBのレトリックと紅海の問題がユーロをサポート=NY為替
きょうのユーロ円は一時155円台に下落する場面が見られたものの、NY時間に入ってのドル円の買い戻しとともにユーロ円も156円台後半まで一時反転する場面が見られた。きょうのユーロ自体は戻り売りが優勢となっているものの、ユーロ円はドル円に追随した動きを見せている。
ECBのレトリックと紅海の問題がユーロをサポートするとの指摘が出ている。ECBの最近のレトリックは、インフレが依然として問題であることから金利が高止まりする可能性が高いことを示唆し、FRBの利下げ示唆とは対照的。本日もタカ派の1人であるホルツマン・オーストリア中銀総裁の発言が伝わっていたが、従来のタカ派姿勢を変えていなかった。一部からは、「いずれECBは降伏すると思うが、降伏するまでユーロをショートにし過ぎるのは難しい」との声も出ている。
また、中国と欧州の貿易に大きな影響を与える紅海の海運問題もユーロを支援しているという。紅海の問題はユーロ圏経済にミニ・インフレショックをもたらし、ユーロ圏のインフレを予想以上に上昇、または長引かせる可能性があるという。
EUR/JPY 156.54 USD/JPY 141.47 EUR/USD 1.1065
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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