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ドル売り優勢、ドル円140円台後半、米債利回り低下一服も=ロンドン為替概況

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ドル売り優勢、ドル円140円台後半、米債利回り低下一服も=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル売りが優勢。ドル円は141円台を明確に下回ると、安値を140.65近辺に更新。7月28日以来のドル安・円高水準となった。その後の戻りは限定的で、141円台では再び売りに押し戻されている。この時間帯は米債利回りの低下は一服しているが、引き続き日米金利差縮小観測がドル円相場を圧迫しているようだ。ユーロドルは一時1.1139近辺まで買われ、7月27日以来のユーロ高・ドル安水準となった。ホルツマン・オーストリア中銀総裁が「現時点で利下げについて考えることは時期尚早、2024年の利下げを保証することはない」と発言したあと、しばらくして買いが強まっていた。ポンドドルは序盤に1.2827近辺まで高値を伸ばす場面があったが、対円や対ユーロでの売り圧力に上値を抑えられ1.28挟みの水準に反落している。クロス円は総じて上値重く推移しており、ユーロ円は156円台後半から半ばでの推移。ポンド円は180円台後半から一時180円台割れまで下押しされている。昨日に続いて、きょうも英欧主要経済指標の発表はなく、NY市場待ちとなってきている。

 ドル円は140円台後半での取引。東京朝方の141.83近辺を高値に、ほぼ一方通行で下落している。ロンドン市場では安値を140.65近辺まで広げている。米債利回りの低下はロンドン時間に一服しているが、下げた後の戻りは鈍く円高・ドル安圧力は根強い。

 ユーロドルは1.11台前半での取引。東京朝方の1.1101近辺を安値に、1.11台で底堅く推移している。ロンドン時間に入ってから、ホルツマン・オーストリア中銀総裁が「現時点で利下げについて考えることは時期尚早、2024年の利下げを保証することはない」と発言したことをきっかけに一時1.1139近辺まで高値を伸ばした。ユーロ円はドル円とともに下落。東京朝方の157.52近辺を高値にロンドン序盤には156.44近辺まで安値を広げた。その後の戻りは156.80付近までにとどまり、足元では上値重く推移している。対ポンドではユーロ買いの動き。ホルツマン発言の影響がみられているようだ。

 ポンドドルは1.28付近での取引。東京市場からロンドン序盤にかけては買いが優勢となり、1.28台割れ水準から1.2827近辺まで買われた。しかし、その後は売り戻しが入り、1.2789近辺まで安値を広げている。前日終値を挟んだ水準に落ち着いている。ポンド円は一方通行で下落。東京朝方の181.52近辺を高値に、ロンドン時間には179.95近辺まで安値を広げている。ユーロポンドは0.8670付近を安値に0.8699近辺まで上昇。ユーロ買い・ポンド売りが優勢。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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