ECB、24年半ばまで利下げ開始の可能性低い=NY為替
きょうの為替市場は午後のFOMCの結果待ちの中で、様子見の雰囲気が広がっている。そのような中でユーロドルは1.08ドル手前での狭い範囲での値動きに終始している。この日の米生産者物価指数(PPI)の発表を受けて、一時1.08ドル台に上昇したものの維持できていない。しかし、下押す動きも見られていない状況。
明日はECB理事会が開催されるが、政策は据え置きが確実視されている。ただ、声明やラガルド総裁の会見では市場が期待しているような利下げについては時期尚早と否定してくるものと見られている。短期金融市場では4月の利下げ開始を完全に織り込んでいる状況。3月開始も60%程度の確率で見ているようだ。
一部からは、ECBは24年半ばまでの利下げ開始の可能性は低いとの見方が出ている。ECBはコアインフレの再燃を避けたい意向で、少なくとも2024年半ばまでは利下げを実施しないことが見込まれるという。ただ、需給ギャップが拡大し始め、労働市場が軟化するにつれて緩やかな利下げが始まるとも予想している。ECBは2024年末までに中銀預金金利を現在の4.00%から3.25%に引き下げると見ているようだ。
EUR/USD 1.0790 EUR/JPY 156.62 EUR/GBP 0.8617
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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