アジア株 香港ハンセン指数の下げ目立つ
東京時間17:13現在
香港ハンセン指数 16993.44(-360.70 -2.08%)
中国上海総合指数 3021.69(-16.87 -0.56%)
台湾加権指数 17370.56(+29.31 +0.17%)
韓国総合株価指数 2519.81(-1.95 -0.08%)
豪ASX200指数 7035.35(+20.13 +0.29%)
インドSENSEX30種 66711.88(+537.68 +0.81%)
シンガポールST指数 3085.06(+19.12 +0.62%)
クアラルンプール 総合指数 1447.23(-0.79 -0.05%)
NZSX 浮動株50 トータルリターン 11235.94(-1.44 -0.01%)
29日のアジア株式市場は香港株式市場の下げが目立つ展開となった。中国株も売りが出ており、中国売りの展開。豪ASXはプラス圏推移。中国の不動産懸念、シャドーバンキング問題などが重石。ハンセン指数は10月24日以来約4週間ぶりの安値をつけた。
香港ハンセン指数は一時400ポイントを超える下げ。フードデリバリー大手の美団の下げが全体を押し下げている。美団は12%を超える下げとなり、3年超ぶり安値をつけている。同社による主力宅配事業の成長鈍化見通しなどが重石となった。美団の下落で新興ハイテク、情報技術関連が軒並みの低下。バイドゥなどの下げが目立た。不動産管理のカントリーガーデンサービシーズ、ヘルスケアのJDヘルス、火鍋チェーンハリディオなども軟調。鉱山大手紫金鉱業、石炭エネルギーのシンファエナジー、食肉加工などのWHグループなどが強い。
上海株は朝方プラス圏を付ける場面が見られたが、その後中国売りに押された。午後に入って安値をトライする展開。時価総額の大きい酒造会社貴州茅壷酒がプラス圏推移で全体を支えた他、鉱山の紫金鉱業集団や半導体のウィルセミコンダクターの上昇などが支え。中国人寿保険、中国平安保険などがしっかり。郵政儲蓄銀行、招商銀行なども軟調。SUV製造のSERESなども売りが出ている。
豪州株は0.29%高と小幅プラス圏。ヘルスケア、情報技術などがしっかり。鉱山関連はまちまち。医薬品大手CSL、システム会社ゼロなどが買われた。貴金属のノーザンスターリソーシズ、鉱山のニューモントなどが買われる一方、BHPはマイナス圏。保険のQBEインシュアランスも売りが目立つ。

執筆者 : MINKABU PRESS
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