カナダドル、原油と伴に下に往って来い マクレム総裁の発言に若干変化も=NY為替
きょうのカナダドルは対ドルで下に往って来いの展開が見られている。原油相場をにらんだ動きと思われる。ドルカナダは1.3765ドルまで上昇していたが、急落していた原油相場が下げ渋ると今度は1.37ドルちょうど付近に戻す展開。一方、カナダ円はドル円の買いに引きずられて、109円台を回復している。100日線でサポートされ、21日線付近まで戻す展開。
きょうはマクレム・カナダ中銀総裁の発言が伝わっていたが、前日のカナダ消費者物価指数(CPI)を受けて発言に若干変化が見られている。利下げの証拠にはなお不十分だが、政策は十分制限的な領域にある可能性に言及していた。市場は金利はピークに達したとの見方を強めている。
USD/CAD 1.3700 CAD/JPY 109.23
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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