英賃金上昇率、英中銀にとっては依然不快 利下げは25年までお預けとの指摘も=NY為替
本日のNY為替市場は朝方発表になった10月の米消費者物価指数(CPI)がインフレの鈍化傾向を示したことでドル売りが強まり、ポンドドルも1.24ドル台後半まで一気に買い戻されている。本日の上昇で200日線も回復し、リバウンド相場に加速のサインが出ている。
本日は7-9月の英雇用統計が発表になっていたが、英賃金の上昇ペースは前年比7.7%に鈍化し、過去2年半で最低の水準となった。しかし、失業率は4.2%と比較的低いままで推移する中で、英中銀の2%目標達成のために必要と思われる条件は整っていない。
一部からは、英インフレは今後緩やかにしか改善されず、市場が期待している利下げは2025年にずれ込む可能性もあるとの指摘が出ている。英労働市場が再びタイトになり始めているわけではないが、インフレは今後非常にゆっくりとしか低下しないと思われ、英中銀が利下げに踏み切るのは2025年初頭になるという。なお、短期金融市場では2024年の第2四半期以降の利下げを織り込んでいる状況。
英国家統計局(ONS)は現在、英雇用統計のアンケートの回答率が低い中で、報告システムの見直しを行っており、データは実験的なものとなっている。
GBP/USD 1.2487 GBP/JPY 188.25 EUR/GBP 0.8700
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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