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ややドルに売り戻し、米債利回り動向にらんで ドル円は150円手前で神経質=ロンドン為替概況

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ややドルに売り戻し、米債利回り動向にらんで ドル円は150円手前で神経質=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ややドルに売り戻しが入っている。米10年債利回りが昨日の4.99%付近からロンドン序盤にかけて4.92%台まで低下したことに反応。ユーロドルは1.0565近辺までじり安となっていたが、ロンドン時間に入ると1.0595近辺まで反発し、その後も高止まりしている。ポンドドルはロンドン朝方に1.2093近辺まで下押しされた。9月の英小売売上高が予想以上に低下したことが売りを誘った。しかし、米債利回りの低下を受けて1.2130付近に下げ渋っている。ただ、対ユーロではポンド売り圧力が残っている。ドル円は植田日銀総裁が緩和継続姿勢を堅持したこと受けて149.99近辺まで買われた。しかし、その直後に149.69レベルまで急落。すぐに149.90台に戻す神経質な動きをみせている。150円の節目付近での取引で、介入警戒感もあるようだ。ユーロ円は158円台半ばから158.87近辺まで上昇し、高止まり。ポンド円は182円手前から181.30付近まで下落したあと、181円台後半に買い戻される動き。中東地政学リスクや米高金利長期化などを警戒して、欧州株は軟調に推移。原油先物は買われている。

 ドル円は149円台後半での取引。149.99レベルに高値を伸ばした直後に、149.69レベルまで一気に下落。その後すぐに149.90台に戻す動き。植田日銀総裁は全国信用組合大会であいさつし、「粘り強く金融緩和を継続、賃金の上昇を伴う形で、2%の『物価安定の目標』を持続的・安定的に実現することを目指す方針」と緩和継続姿勢を繰り返した。

 ユーロドルは1.05台後半での取引。一時1.0595近辺に高値を更新した。米10年債利回りが4.92%台に低下する動きがドル売り圧力となっている。ただ、レンジは30ポイント程度にとどまっている。日本時間午後3時に発表された9月ドイツ生産者物価指数は前月比-0.2%と市場予想+0.4%から下振れしたが、目立った反応はみられなかった。ユーロ円は158.50付近から158.87レベルに高値を伸ばしている。ドル円の急落場面では158.50割れとなったが、すぐに戻した。対ポンドではユーロ買いが優勢。

 ポンドドルは1.21台前半での取引。1.2093レベルまで下押しされたあと、足元では1.2125近辺へと反発している。本日高値は東京午前につけた1.2146レベルだった。日本時間午後3時に発表された9月英小売売上高は前月比-0.9%と市場予想-0.4%を大幅に下回ったことでポンド売りが先行した。ベイリー英中銀総裁は「英インフレは低下し続ける可能性が高い」「インフレ目標達成にとって、賃金の成長は依然として強すぎる」と述べた。ポンド円は182円付近から181.30付近まで下落したあと、181.80付近に下げ渋り。ユーロポンドは0.8710台から0.8740付近へと水準を上げている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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