ポンドドルは買い戻し 英雇用統計は英中銀の9月利上げに確実性を与える=NY為替
きょうのポンドドルはNY時間に入って買い戻しの動きが優勢となっており、1.27ドル台半ばに戻している。前日は一時1.26ドル台前半まで下落し、100日線に顔合わせしていたが、きょうは反発しており、100日線でサポートされた格好となっている。
ロンドン時間に英雇用統計が発表になっていたが、英中銀の9月利上げに更に確実性を与えたようだ。4-6月の英ILO失業率の平均値は4.2%と予想を上回り、労働市場の冷え込みを示した一方、週平均賃金(除く賞与)の伸びが前年比7.8%と予想を上回り過去最高の伸びを記録した。
これを受けて短期金融市場では、9月の英中銀金融政策委員会(MPC)での0.25%の利上げを100%織り込んでいるほか、20%程度の確率で0.50%ポイントの利上げの可能性も織り込み始めている。
英労働市場は冷え込みの兆しが示されているにもかかわらず、賃金の伸びは依然として高いことが示されている。ただ、一部からは、今後、賃金の伸びが大幅に鈍化しなかったとしても、英中銀は11月に利上げサイクルを一時停止する可能性があると指摘している。明日は英消費者物価指数(CPI)が発表になるが、こちらは前回から伸びが鈍化することが見込まれている。
英ILO失業率(4-6月平均)15:00
結果 4.2%
予想 4.0% 前回 4.0%
週平均賃金(賞与除く)
結果 7.8%
予想 7.4% 前回 7.5%(7.3%から修正)(前年比)
英消費者物価指数(7月)16日15:00
予想 -0.4% 前回 0.1%(前月比)
予想 6.7% 前回 7.9%(前年比)
予想 6.7% 前回 6.9%(コア・前年比)
GBP/USD 1.2731 GBP/JPY 185.14 EUR/GBP 0.8581
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。