英賃金インフレは英中銀の大幅利上げの可能性を正当化=NY為替
きょうもポンドドルは買いが優勢となる中、一時1.29ドル台に上昇し、年初来高値を更新している。完全に上向きの流れに復帰しており、心理的節目の1.30ドルを試しに行くか注目される。昨年の4月以来の高水準。
きょうはロンドン時間に英雇用統計が発表され、3-5月のILO平均失業率は4.0%に上昇したものの、市場が注目していた週平均賃金(賞与除く)は前年比7.3%と予想を上回る高水準となっていた。この結果を受けて市場は、次回8月初めの英中銀金融政策委員会(MPC)での0.50%の大幅利上げの可能性を再確認している。来週の英消費者物価指数(CPI)でサプライズがない限り、英中銀は6月同様に大幅利上げに踏み切ると確信しているようだ。
一方、市場は9月にも0.25%ポイントの利上げが行われる可能性が高いと見ているが、その時点では賃金上昇率とインフレは緩和している可能性も指摘されている。英中銀は来年初めまでに政策金利を累計で1.50%ポイント引き上げ、現行の5.00%から6.50%まで引き上げるとの見方に変化はない。
英ILO失業率(5月)15:00
結果 4.0%
予想 3.8% 前回 3.8%
週平均賃金(賞与除く)
結果 7.3%
予想 7.1% 前回 7.2%(前年比)
GBP/USD 1.2896 GBP/JPY 181.20 EUR/GBP 0.8524
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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