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ポンドドルは上値が重い状況に変化はなし 明日は英CPI=NY為替

為替 

 きょうも為替市場はドル買いが優勢となる中、ポンドドルは戻り売りが優勢となり、1.23ドル台に一時下落した。一時1.2375ドル付近まで下落したが、1.24ドルを割り込むと買いオーダーも出るようで、いまのところ1.24ドル台は維持されている。ただ、次第に上値が重くなっている状況に変化はない。目先はフィボナッチ38.2%戻しの水準が1.2345ドル付近に来ており意識される。

 きょうは5月の英PMI速報値が発表され、予想を下回っていた。製造業はさらに縮小し、サービス業は景気拡大の領域にはあるもののペースは鈍っている。エコノミスは、「英民間企業の活動の伸びは顧客の需要が弱く、新規受注に水を差したため、5月は4月よりも低水準に軟化した」との指摘している。

 明日は4月の英消費者物価指数(CPI)が発表される。内容次第ではポンドドルは更に下げを加速させるリスクもありそうだ。一部からは、今回の数字は市場の利上げ期待を後退させる可能性があるとの見方が出ている。短期金融市場では0.25%ポイントずつ2回の追加利上げが織り込まれているが、追加利上げが1回あるか無いかの間で議論されるべきという考えとは対照的だという。

 英CPIは総合指数で前年比8.2%への鈍化が見込まれているが、予想通りに緩和された場合、英中銀が「金利はすでに十分に上昇した可能性がある」と再認識させ始める可能性があるという。

*英消費者物価指数(4月)24日15:00
予想 0.6% 前回 0.8%(前月比)
予想 8.2% 前回 10.1%(前年比)
予想 6.1% 前回 6.2%(コア・前年比)

GBP/USD 1.2426 GBP/JPY 172.36 EUR/GBP 0.8674

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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