英中銀はQTのペース加速も来年下半期に利下げの可能性=NY為替
きょうの為替市場はNY時間に入ってドル買いが優勢となる中、ポンドドルも上値の重い展開が続いている。1.24ドル台前半に下落しており、強いサポートとなっている1.24ドルちょうどの水準は維持しているものの、試しそうな雰囲気ではある。
1.24ドルをブレイクすれば、次はフィボナッチ38.2%戻しの水準が来ている1.2345ドル、そして、1.22ドル台後半に来ている100日線が意識される状況。
英中銀は量的引き締め(QT)のペースを上げつつも、来年には利下げ開始する可能性があるとの指摘が出ている。来年にQTのペースが一段と上がることは、来年下半期に0.25%ポイントの利下げを4回実施するという現在のベースシナリオと矛盾するものではないという。ラムスデン英中銀総裁は先週の議会証言で、バランスシートの縮小ペースを鈍化させる可能性は低く、今後数年間はペースを上げていく可能性が高いと述べていた。
英中銀は現在、四半期当たり約200億ポンドのペースでQTを行っており、満期償還金を再投資しないほか、保有資産も積極的に売却している。ただ、今後は満期償還金が増える見通しのため、英中銀が現在のペースを維持するなら売却は減ることになる。
GBP/USD 1.2424 GBP/JPY 172.11 EUR/GBP 0.8696
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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