ドル円は下げ一服、午後は１３７円半ばから後半で推移＝東京為替概況

ドル円は下げ一服、午後は１３７円半ばから後半で推移＝東京為替概況

東京市場午後のドル円は下げが一服。ドル円は、前日の海外市場で米債務上限問題への過度な警戒感が後退したことからドル高・円安が進行し、１３７．７０台まで上昇した。東京序盤では、前日のドル高・円安の反動から軟化し、一時１３７．２９付近まで下落。しかし、その後、日経平均の大幅高を受けてリスク選好の円売りが優勢となり、午後にこの日の高値となる１３７．７４付近まで上昇する場面があった。
　　　
　ユーロ円は１４９円ちょうど前後で振幅。午前にポジション調整とみられる売りで１４９円割れに沈んだあと、この日の安値圏でもみ合いとなっている。ユーロドルは午後に入ってジリ安となり、一時１．０８２７付近まで弱含んだ。
　　　
　豪ドルは下げ一服。午前に発表された４月の豪雇用統計の弱い結果を受け、豪中銀（ＲＢＡ）による追加利上げ観測が後退。豪ドル／ドルは０．６６３２付近まで、豪ドル円は９１．１０付近まで下落したあと、下げ渋りをみせている。

MINKABU PRESS