ヘインズ・ブランズが上昇 アナリストが30日間のポジティブ・カタリスト・ウォッチを開始=米国株個別
下着やTシャツなどのアパレルブランドを手掛けるヘインズ・ブランズ<HBI>が上昇。アナリストが5月3日の決算に向けて、30日間のポジティブ・カタリスト・ウォッチを開始したことが材料視されている。
同社株は、事業の苦戦と高負債から人気がなく、空売りも多い。浮動株に対する売り残比率は約17%まで高まっている。しかし、同アナリストは、同社の第1四半期決算は経営陣の保守的なガイダンスと同程度になると予想しているが、第2四半期の見通しはコンセンサス予想が示すほど悪くはない可能性があると指摘している。同社の場合、第2四半期の売上高は通常、第1四半期比で12%-17%高いが、コンセンサス予想は7%増しか予想していないという。
同社は昨年第2四半期にランサムウェアの攻撃により事業が停止し、売上高が1億ドル程度減少したが、もし、第2四半期の見通しがコンセンサス予想以上であれば、期待値が低く、売り残比率が高まっている分、ポジティブ・サプライズの反動が期待できると述べている。
(NY時間15:14)
ヘインズ・ブランズ<HBI> 5.20(+0.25 +4.95%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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