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ドル相場は方向性に欠ける取引、ポンドの上値重い ドル円133円台後半=ロンドン為替概況

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ドル相場は方向性に欠ける取引、ポンドの上値重い ドル円133円台後半=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル相場が振幅も方向性には欠けている。ドル円は一時134円台乗せもその後は133.67近辺に安値を広げている。ユーロドルは売りが先行して1.0938近辺に安値を広げたが、その後は1.0980台まで反発と下に往って来い。ポンドドルは軟調で1.24台割れから1.2377近辺に安値を広げており、反発力は鈍い。ポンド円は売られ続けて165.50付近まで軟化。対ユーロでのポンド売り圧力も継続している。ポンドとともに豪ドルも軟調。対ドルではロンドン序盤に0.6678近辺に、対円では89.40近辺に安値を広げており、その後も安値圏で揉み合っている。鉄鉱石価格の下落など中国景気への不透明感が背景のようだ。また、この日発表された欧州や英国の4月PMI速報値は総合指数がいずれも改善していた。ECB高官らはコアインフレ長期化への警戒感、景気制限的な領域での金融引き締め策の必要性が示されていた。英国関連ではパワハラ問題の調査を受けてラーブ英副首相の辞任が伝えられており、ポンド相場を心理的に圧迫した面も指摘される。

 ドル円は133円台後半での取引。前日NY市場での下落を受けて、東京市場でも上値重く推移。ロンドン朝方には133円台後半から134円台乗せとなるも、すぐに売りに押し戻されている。ロンドン午前には安値を133.67近辺まで広げている。米債利回りは前日終値付近で上下動し、米株先物は小安く推移している。

 ユーロドルは1.09台後半での取引。ロンドン序盤に1.0938近辺まで下押しされたが、その後は1.0980付近に買い戻されている。下に往って来いと方向性に欠ける取引。ユーロ円は146円台後半を中心に振幅。ロンドン早朝に146.41近辺に安値を広げたあとは、一時147円台乗せ。しかし、大台乗せは定着せず146円台後半で売買が交錯している。対ポンドでのユーロ買い圧力が継続しており、ユーロ相場の下支えとなっている。独仏ユーロ圏の4月PMI速報値は製造業が弱く、非製造業が強い結果となったが、総合指数は改善しており、総じて回復基調を示していた。一連のECB当局者発言では、コアインフレ長期化への警戒感、景気制限的な領域での金融引き締め策の必要性が示されていた。

 ポンドドルは1.23台後半での取引。1.24台前半から売られて、1.23台後半へと下落している。足元では安値を1.2377近辺に更新。ポンド円は166円台半ばが重くなると165.50台まで下落。ユーロポンドは0.88台前半から0.8860付近へと上昇。いずれもほぼ一方通行でのポンド売りとなっている。4月の英PMI速報値はユーロ圏と同様に総合指数が改善していた。この日はラーブ英副首相がパワハラ問題の調査を受けて辞任を表明した。  

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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