再投資の完全停止を求める声がECB理事の間で高まる=NY為替
きょうのNY為替市場はドルの買い戻しが強まる中、ユーロドルは戻り売りが強まっている。東京、ロンドン時間には1.10ドル台後半まで上昇していたが、NY時間に入って1.10ドルを割り込む動きとなっている。
このところユーロドルは力強い動きを見せているが、過熱感はまだない。もう一段の上値も期待される状況ではあるが、きょうは薄商いの中で、まとまったドル買い戻しがユーロドルを押し下げているものと見られる。
一部報道で、保有債券の償還金の再投資の完全停止を求める声がECB理事の間で高まっていると伝わっていた。ECBは先月から月150億ユーロのペースで量的引締め(QT)を開始しているが、銀行問題が落ち着き、このところドイツを始め、深刻な景気後退への懸念も和らぐ中、ECBのタカ派姿勢は温存されており、再投資を完全停止することで、QTを加速させたいようだ。
なお、次回5月の理事会では追加利上げが確実視されている状況。利上げの有無ではなく、利上げ幅を0.25%にするか0.50%にするかが議論の中心となっている模様。
EUR/USD 1.0984 EUR/JPY 146.85 EUR/GBP 0.8841
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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