【通貨別まとめと見通し】スイスフラン円 30日に大きく下げる
【通貨別まとめと見通し】スイスフラン円 30日に大きく下げる
先週から昨日までのまとめ
3月23日から週末にかけて、スイスフラン円は 201.00 円から 202.50 円の極めて高い水準で推移していた。しかし、3月30日(月)に歴史的な急落を記録した。
動向のまとめ:週前半は、スイス国立銀行(SNB)の利下げ観測がありつつも、欧州の地政学リスクや安全資産としての需要からスイスフラン買いが根強く、23日には一時 202.51 円の高値をつけた。しかし、3月30日の欧州時間から一転して暴落。日本の年度末(3月31日)に向けた本邦勢のリパトリエーション(外貨資産の円還元)と、歴史的高値圏での強力な利益確定売りが連鎖。価格はわずか1日で 201.40 円付近から 199.15 円(30日23時)まで約2.2円も急降下した。
テクニカル分析
レジスタンス1: 200.50 円(急落時の揉み合い水準)
レジスタンス2: 201.40 円(暴落開始の起点水準)
サポート1: 199.15 円(3月30日の安値)
サポート2: 198.50 円(12月中旬のサポートエリア)
RSI (14時間足): 69.1
急落後、31日午前の反発が急であったため、オシレーターは再び強気圏の 70 付近まで上昇。短期的には戻り売りが出やすい水準に達している。
MACD MACD 線:-0.047、シグナル線:-0.137。
マイナス圏で推移しているが、ゴールデンクロスを形成し、ヒストグラムもプラスに転じている。下降の勢いが衰え、反発に勢いがついていることを示唆している。
トレンド:短期的には「急落後のリバウンド・模索局面」。30日の暴落で中長期の上昇チャネルの下限を一時的に割り込んだ。現在は 199 円台前半で底を打ち、199.90 円付近まで値を戻している。
今週のポイント:
【メインシナリオ】新年度入りによるリバウンド
3月31日の実需の円買いを通過し、4月1日から再びスイスフラン買い・円売りが優勢となる。
想定レンジ: 199.50 円 ~ 201.50 円
戦略: 200.00 円の節目突破を狙う。199 円台後半での押し目買いを基本とし、201 円付近での利食い。
【対抗シナリオ】調整の継続(二番底模索)
自律反発が 200.50 円付近で抑えられ、再び直近安値の 199.15 円を試す展開。
想定レンジ: 198.50 円 ~ 200.50 円
戦略:199.15 円を明確に割り込んだ場合、売り追随。次の大口サポートである 198 円台半ばまでの調整を視野に入れる。
今週の主な予定と結果
スイス
03/30 16:00 KOFスイス先行指数 (3月) 結果 96.1 予想 101.3 前回 104.2
04/01 15:30 小売売上高 (2月) 前回 -1.1% (前年比)
04/01 16:30 製造業PMI(購買担当者景気指数) (3月) 前回 47.4
04/02 15:30 消費者物価指数(CPI) (3月) 予想 0.3% 前回 0.6% (前月比)
04/02 15:30 消費者物価指数(CPI) (3月) 予想 0.5% 前回 0.1% (前年比)
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執筆者 : MINKABU PRESS
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