ドル円は下げ渋り、午後に132円半ばまで戻す=東京為替概況
ドル円は下げ渋り、午後に132円半ばまで戻す=東京為替概況
東京外為市場終盤のドル円は下げ渋っている。ドル円は、前日に発表された3月の米生産者物価指数(PPI)の市場予想を下回る結果から米利上げ長期化懸念が後退し、ドル売りが優勢に。133円台前半から132円ちょうど付近まで大きく下落したあとは買い戻しが入ったものの、東京午前では米債利回りの低下から再び軟化し、一時132.27付近まで下落した。
午後のドル円は、米債利回りの低下が一服したことから下げ渋り、午前の下げを帳消しにする場面があった。ただ、日本時間きょう午後9時30分に3月の米小売売上高の発表を控え、動意は限定的となっている。
ユーロドルは堅調。昨年4月以来およそ1年ぶりの高値水準となる1.1076付近まで水準を切り上げている。
ユーロ円は、ユーロドルの上昇が支えとなり、午後に入って146.71付近まで上昇して、この日の高値を更新した。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。