ドル円は下げ一巡、午後に131.30台まで戻す=東京為替概況
ドル円は下げ一巡、午後に131.30台まで戻す=東京為替概況
東京外為市場終盤のドル円は下げが一巡している。前日NY市場のドル円は、3月の米ADP雇用統計やISM非製造業景気指数の弱さを受けて、131円台を割り込み、一時130.64付近まで下落した。NY市場終盤にかけては131円台まで戻したものの、東京序盤では、米景気後退懸念からリスク回避の円買いの動きで130.78付近まで軟化した。ただ、明日に3月の米雇用統計の発表を控えていることから下げ渋り、午前の下げを帳消しにして、午後は131円台前半で推移した。
ユーロドルは午前に1.0885前後まで弱含んだあと、午後は安値圏もみ合いとなった。
ユーロ円は、午前のドル円の下げに連動して、3月29日以来およそ1週間ぶりの安値水準となる142.55付近まで一時水準を切り下げた。午後は下げ一服となり、143円台を回復した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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