百貨店のメーシーズが上昇 アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ=米国株個別
百貨店のメーシーズ<M>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を従来の28ドルから29ドルに引き上げた。前日終値よりも65%高い水準。同社幹部との最近の面談を背景に挙げている。
「面談での大きな収穫は23年度の売上高および最終利益の計画と、複数年の2桁台前半のEBITDAマージンのプロファイルに対する明確な自信であった」と述べている。
同社の5つの自助努力による成長ベクトルであるプライベートブランド、オフモール店舗拡大、デジタル・マーケットプレイス、ラグジュアリーブランド、パーソナライゼーションにより、来年は1桁台前半の成長への回帰と、EBITDAマージン拡大も見込まれると指摘。
一方、業界の統合は小規模なオフモールのコンセプト拡大の 材料になると見ているという。バランスシートは明白で、有利子負債のレバレッジは2倍程度で推移しており、2027年まで具体的な債務償還はないという。
(NY時間14:09)
メーシーズ<M> 18.53(+1.04 +5.92%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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