東京時間に伝わった指標・ニュース
東京時間に伝わった指標・ニュース
※経済指標
【中国】
工業企業利益(2月)10:30
結果 -22.9% 前回 -4.0%(年初来・前年比)
【日本】
景気動向指数(確報値)(1月)14:00
結果 96.6
予想 96.5 前回 96.5(景気先行指数)
結果 96.4
予想 96.1 前回 96.1(景気一致指数)
※要人発言やニュース
【米国】
カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁
最近の金融混乱が米国の景気後退リスクを高めているが、経済と金融政策にとって何を意味するのか判断するには時期尚早
金融不安が国を不況に陥れる可能性は「間違いなく近づいている」
銀行のストレスがどの程度、信用収縮につながっているかは不明だ
経済を減速させるかについて我々は注意深く監視している
次回5月会合についての予測を立てるのは時期尚早
※カシュカリ氏の発言は最近のFRB当局者の発言に比べ「慎重」な内容、ここ数カ月のタカ派姿勢からやや変化している可能性
米当局はさらなる銀行支援を検討(ブルームバーグ報道)
ファーストリパブリックにバランスシートを強化するためより多くの時間を与える方法で、緊急融資制度を拡大することを検討
ただ、当局はファーストリパブリックへの支援方法はまだ決定していない
今現在、シリコンバレー銀行とシグネチャー銀行の2行に対する対応が最優先課題
デイリー総裁が31日に予定されているサンフランシスコ連銀主催の会議を欠席
デイリー総裁はイベントやメディアで発言しているが、当面、行事への出席予定はないと広報担当者はコメント
【ユーロ圏】
デギンドスECB副総裁
銀行部門は非常に不確実性の高い時期を迎えている
金融政策について事前に約束することなく、会合ごとに決定する必要
米銀システムとクレディスイスの出来事がユーロ圏の経済にどのような影響を与えるかが現在の問題
今後数週間から数カ月にわたって判断する必要がある
インフレがECBの目標である2%にタイムリーに戻ることを望んでいる
インフレ率が目標水準に戻るのが明日ではないことはわかっているが、予測範囲内である2年間に戻らなければならない
インフレ率は2%に単に到達することよりも、その軌道がはるかに重要である
総合インフレ率の低下については前向きだが、コアインフレ率の推移を注意深く見る必要がある
目標を達成するには、コアインフレも減速しなければならない
【スイス】
ケラーズッター・スイス財務相
スイス政府はクレディスイスを救うため介入せざるを得なかった
解決策がなければ、クレディスイスは月曜日に存続できてなかっただろう
クレディスイス問題により大きな混乱が生じ、崩壊する可能性さえあった
無秩序に破綻していた場合、影響はスイスGDPの2倍にも達した可能性がある
クレディスイスの崩壊は他の銀行を「奈落の底」に突き落としていた可能性があった
【中国】
中国秦剛外相
米国との関係が冷え込んでいるにもかかわらず、力強い中国の経済回復は米国のビジネスに3倍の利益をもたらすだろう
米国企業が中国への投資を拡大し続けることを歓迎する
米国が二国間関係を促進し、健全で安定した軌道への関係を回復するのに役立つことを望んでいる
中国と米国の関係は早春の天気のように冷え込んでいる
中国証券報
中国人民銀行は今年半ばに預金準備率をさらに引き下げる可能性
【その他】
北朝鮮が弾道ミサイルの可能性があるものを発射

執筆者 : MINKABU PRESS
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