ドル円は128円台での推移=東京為替概況
ドル円は128円台での推移=東京為替概況
昨日の海外市場でFOMC後のドル売りが継続する形で128円09銭を付けたドル円は、その後のユーロドルやポンドドルでのドル買いなどもあって128円台後半まで上昇して東京朝を迎えた。朝方はNY市場午後の流れが継続しドル買いが広がり、128円83銭を付けたが、その後はドル買いが一服し、128円台半ば割れを付けた。ただ、値幅自体は落ち着いており、今晩の米雇用統計待ちという流れ。
昨日はECB理事会後のラガルドECB総裁の慎重姿勢に売りが広がったユーロドル。昨日の東京市場からロンドン市場にかけ1.10台を付けた後、少し下げて1.10割れの水準でECB理事会を迎え、ラガルド総裁発言後に1.08台を付けた。東京市場では下げ止まりを見せるも、1.09台の買いに慎重で、24ポイントの狭いレンジに留まっている。
ECB理事会後のユーロ売りに141円台後半から140円10銭近くまで大きく下げたユーロ円は、東京市場にかけても昼頃にかけて上値の重い展開が見られ、139円94銭までと、わずかながら140円を割り込んでいる。その後少し戻すも、上値は重い。
昨日ロンドン朝の1.24前後から値を落としたポンドドルは、東京午前に1.2203まで。その後は少し戻すも、上値が重い。ポンド円も156円80銭台を付けている。
MINKABU PRESS 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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