英中銀が慎重な見通しを示せば、ポンドは敏感に反応する可能性=NY為替
きょうのNY為替市場はドル買いが優勢となる中、ポンドドルはNY時間に入って1.2360ドル近辺に伸び悩んでいる。いまのところリバウンド相場の基調に変化はないが、節目の1.25ドルを前に次第に上値が重くなって来ている印象もある。来週はFOMCやECB理事会のほか、英中銀金融政策委員会(MPC)も予定されている。それらのイベントリスクを確認したい意向も強まっているのかもしれない。
その英MPCだが、0.50%の利上げが見込まれている。先日発表の英消費者物価指数(CPI)や英雇用統計を受けて、インフレ鈍化の傾向がまだ明確に見られていないことから、英中銀は大幅利上げを続けると見られているようだ。
ただ、英経済のリセッション(景気後退)への警戒感も強まる中、英中銀が声明などで慎重な見通しを示した場合、ポンドは下落の可能性があるとの見方も出ている。英中銀はMPCで慎重な見通しを示す可能性が高く、ポンドは敏感に反応するリスクがあるという。英中銀はしばらく利上げを続けると見られているが、市場では年内に少なくとも1回の0.25%ポイントの“利下げ”を完全に織り込んでいる状況でもある。
GBP/USD 1.2365 GBP/JPY 161.30 EUR/GBP 0.8787
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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