アメリカン航空が暫定決算を公表し上昇 売上高見通しを上方修正=米国株個別
アメリカン航空<AAL>が上昇。取引開始前に10-12月期(第4四半期)の暫定決算を公表し、売上高は2019年比で16-17%増と従来予想の13%増から上方修正した。堅調な年末年始の旅行需要に支えられた。また、1株利益は1.12-1.17ドルと予想(0.60ドル)のほぼ2倍となった。ユニットレベニュー(1座席マイル当たりの旅客収入)も2019年比24%増と、こちらも従来予想(20%増)から上方修正している。
同社は中小企業やレジャーとビジネスを組み合わせた旅行需要が、大企業の旅行アカウントよりも早く回復していると述べた。
これまでのところ旅行への意欲がインフレや景気後退のリスクに対して抵抗力があるように見え、2023年もパンデミックからの回復を続けるという米大手航空の主張を裏付ける内容となった。
同社1月26日に決算を発表予定。
(NY時間09:42)
アメリカン航空<AAL> 16.22(+0.88 +5.74%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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