【海外市場の注目ポイント】米FOMC議事録など
日本時間5日午前4時に12月13・14日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が発表される。その回の会合では政策金利は現行の3.75%~4.00%から4.25%~4.50%に0.50%引き上げられ、利上げ幅がそれまでの0.75%から0.50%に縮小された。政策金利見通しで2023年の予想は9月の4.625%から5.125%に引き上げられ、パウエル議長はFOMC後の会見で「我々のスタンスはまだ十分に引き締め気味になったとはいえないので、今後も利上げを続けていくことが適切だと考える」と述べていた。議事録で早期の利上げ停止に否定的な意見のメンバーが多いことが示されるようなら、ドルが買われる可能性がある。
また、日本時間5日午前0時には12月の米ISM製造業景況指数も発表される。大方の予想は48.5となっており、前月の49.0を下回り、4カ月続けて低下するとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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