ドル安基調継続=東京為替概況
ドル安基調継続=東京為替概況
前日からのドル安基調がさらに強まる形で、ドル円は朝の132円台半ばを割り込む動きを見せた。その後いったん値を戻したものの、午後に入っても再び132円台半ば割れを付けるなど、上値の重い展開が続いた。中国での新型コロナの新規感染者拡大リスクが意識されており、リスク警戒の動きが広がっている。
年末年始を控え本邦勢の参加者がかなり少なく、値動きがやや不安定になった面もある。
ユーロドルは1.0660前後での推移が続いた後、ロンドン勢の本格参加を受けて1.0650割れを付けたが、値幅自体は限定的。こちらも年末年始を前に取引が手控えられている。
ユーロ円は141円10銭台。目立った材料は出ていないが、ドル円での円買いと、午後のユーロ売りが重石。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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