【本日の見通し】米FOMCでの利上げ幅縮小見通し強まる
【本日の見通し】米FOMCでの利上げ幅縮小見通し強まる
パウエル議長が12月の利上げ幅縮小の可能性に言及したことで、FOMCでの利上げ見通しが0.5%に一気に振れた。発言前までは60%台であった0.5%利上げ見通しは約80%となっている。こうした動きがドル安につながっているが、今日、明日の米指標次第ではまた変化がある可能性。パウエル議長の発言を受けても20%程度0.75%利上げ見通しが残るあたり、大幅利上げ見通しの根強さを意識させている。
今晩の米ISM製造業景気指数、明日の米雇用統計などによって、0.5%利上げ見通しがさらに強まるようだと、FOMCまでに織り込みが進むとみられる。いったん上昇してから下げたこともあり、もう一段の下げ余地もありそうで、下値リスクを意識する展開。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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