半導体関連の一角が軟調 バイデン政権が中国向け輸出規制の範囲拡大を計画と伝わる=米国株個別
半導体関連の一角が軟調。バイデン政権が来月、人工知能(AI)半導体や半導体製造装置の中国向け輸出規制の範囲を広げることを計画していると伝わった。ロイター通信が週末に関係者の話として伝えた。
米商務省はKLA<KLAC>とラムリサーチ<LRCX>、アプライド・マテリアルズ<AMAT>の3社に送付した規制に関する書簡に基づき、新たな措置を公表する予定だという。書簡によると、米商務省のライセンスを取得しない限り、回路線幅14ナノメートル未満の高度な半導体を製造する中国施設向けの製造装置の輸出は禁止される。
この規制は同省がエヌビディア<NVDA>とAMD<AMD>に先月送付した書簡の内容を成文化するものにもなる。
(NY時間13:29)
アプライド<AMAT> 95.94(-0.57 -0.59%)
ラムリサーチ<LRCX> 445.49(-5.29 -1.17%)
KLA<KLAC> 356.11(-2.56 -0.71%)
AMD<AMD> 84.33(-1.13 -1.32%)
エヌビディア<NVDA> 143.69(-0.18 -0.13%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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