ペットコ・ヘルスが決算受け下落 通期見通しを下方修正＝米国株個別

　ペット向けのヘルスサービスを手掛けるペットコ・ヘルス・アンド・ウェルネス＜WOOF＞が取引開始前に５－７月期決算（第２四半期）を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、１株利益は予想を下回った。株価は冴えない反応。ガイダンスを公表しており、通期見通しを１株利益、売上高とも下方修正したことが嫌気されている。

　同社のコフリンＣＥＯは声明で「景気変動にもかかわらず、ペットのカテゴリーは回復力を維持している。弊社の２万９０００名のパートナーは戦略優先事項に対して協力かつ具体的に行動し、ペットと飼い主の生活向上に注力している」と述べていた。

（５－７月・第２四半期）
・既存店売上高：3.8％（予想：4.3％）
・1株利益（調整後）：0.19ドル（予想：0.21ドル）
・売上高：14.8億ドル（予想：14.9億ドル）
・EBITDA（調整後）：1.42億ドル（予想：1.48億ドル）

（通期見通し）
・1株利益（調整後）：0.77～0.81ドル（従来：0.97～1.00ドル）（予想：0.91ドル）
・売上高：59.8～60.5億ドル（従来：61.5～62.5億ドル）（予想：61.1億ドル）
・EBITDA（調整後）：5.80～5.95億ドル（予想：6.11億ドル）

（NY時間10:40）
ペットコ・ヘルス＜WOOF＞　14.80（-0.93　-5.91%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美