アジア株 上海株は小動き、予想外の利下げも買い続かず 不動産投資が20年3月以来の大幅な落ち込み
アジア株 上海株は小動き、予想外の利下げも買い続かず 不動産投資が20年3月以来の大幅な落ち込み
東京時間14:00現在
香港ハンセン指数 20118.79(-56.83 -0.28%)
中国上海総合指数 3274.87(-2.02 -0.06%)
台湾加権指数 15419.20(+130.23 +0.85%)
韓国総合株価指数 2527.94(休場)
豪ASX200指数 7073.60(+41.10 +0.58%)
インドSENSEX30種 59462.78(+130.18 +0.22%)
アジア株はまちまち。
上海株は前営業日終値を挟んで推移。人民銀行が1年物MFL金利を予想外に引き下げたことが好感され、一時プラス圏を回復したが、その後に発表された中国7月の一連の指標が弱い内容だったことから、株価は再び下げに転じている。中国7月の小売売上高、鉱工業生産は前年比で前回から伸びが鈍化、不動産投資(年初来・前年比)は前回から落ち込み幅が拡大し、2020年3月以来の低水準となった。新築住宅価格は11カ月連続で下落した。感染拡大に伴う制限措置の再導入や、不動産市場の低迷を受け、中国経済が本格的に回復するまで時間がかかるもよう。
中国では再び感染が拡大、中国全土の新規感染者数は3日連続で2千人を超えている。
執筆者 : MINKABU PRESS
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