ミシガン大指数の下方修正に反応か=NY為替速報
日本時間23時に発表になった米経済指標を受けて為替市場はドル売りの反応を見せている。ドル円が134円台に下落しているほか、ユーロドルは1.0570ドル近辺まで一時上げ幅を拡大。
2つの指標が発表になり、米新築住宅販売件数は予想を大きく上回り前回分も大幅に上方修正されたが、むしろ、ミシガン大消費者信頼感指数の確報値の小幅な下方修正に反応しているとの声が出ている。特にインフレ期待指数が1年先で速報値の5.4%から5.3%に、5-10年先で3.3%から3.1%に下方修正されたことがドル売りに繋がっているという。
市場はリセッション(景気後退)への懸念からFRBの利上げ期待を後退させている。その雰囲気の中で、きょうのミシガン大指数は都合のよい内容となったのかもしれない。
ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)(6月)23:00
結果 50.0
予想 50.2 前回 50.2
米新築住宅販売件数(5月)23:00
結果 69.6万件
予想 59.3万件 前回 62.9万件(59.1万件から修正)
USD/JPY 134.90 EUR/USD 1.0562 GBP/USD 1.2309
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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