続落、来年以降の供給過剰を警戒=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=68.04(-2.34 -3.32%)
ニューヨーク原油の当限は続落。来年以降の供給過剰懸念が相場を圧迫した。石油輸出国機構(OPEC)以外の産油国は増産を続ける見通しであるほか、中国の需要下振れリスクが意識されている。景気が弱含んでいる中国で十分な景気刺激策は発表されておらず、石油需要の減速懸念が根強い。トランプ新政権のもとでも米国の原油生産量は拡大を続ける見通し。
時間外取引で12月限は軟調。通常取引開始後は67.92ドルまで下げ幅を広げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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