シノプシスが決算受け上昇 アナリストからも高評価=米国株個別
電子設計自動化ソリューションのシノプシス<SNPS>が上昇。前日引け後に2-4月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表しており、第3四半期は予想を上回る見通しを示したほか、通期の見通しも上方修正した。
2022年度は年間売上高を約20%成長させ、50億ドルの節目を通過し、営業利益率の拡大も推進。また、1株利益を25%以上成長させ、約16億ドルの営業キャッシュフローを生み出すと見込んでいる。
アナリストからも高評価が出ている。同社は、全製品、全地域で幅広く好調で売上高が予想を大幅に上回った。関連するメモリ製品で初めて通期で20%程度の成長を見込んでおり、エレクトロニクス設計自動化(EDA)のトレンドに好影響を与えているという。
(2-4月・第2四半期)
・1株利益(調整後):2.50ドル(予想:2.37ドル)
・売上高:12.8億ドル(予想:12.6億ドル)
半導体・システム:11.7億ドル(予想:11.4億ドル)
ソフトウェア・インテグリティ:1.13億ドル(予想:1.15億ドル)
(5-7月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):2.01~2.06ドル(予想:1.62ドル)
・売上高:12.1~12.4億ドル(予想:11.3億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):8.63~8.70ドル(従来:7.85~7.92ドル)(予想:7.91ドル)
・売上高:50.0~50.5億ドル(従来:47.8~48.3億ドル)(予想:48.1億ドル)
(NY時間10:56)
シノプシス<SNPS> 302.72(+30.15 +11.06%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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