アジア株 香港株は0.9%安、滴滴出行の米上場廃止でハイテク関連が大幅安 アリババは上場来安値

アジア株　香港株は0.9%安、滴滴出行の米上場廃止でハイテク関連が大幅安　アリババは上場来安値

東京時間11:04現在
香港ハンセン指数　　 23533.74（-232.95　-0.98%）
中国上海総合指数　 3616.96（+9.52　+0.26%）
台湾加権指数　　　　 17658.68（-38.46　-0.22%）
韓国総合株価指数　 2967.46（-0.87　-0.03%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 7215.90（-25.27　-0.35%）

アジア株は上海を除いて下落。オミクロン株の感染拡大が懸念されているほか、香港株安が嫌気されているもよう。

香港株は0.98%安。中国企業の米国市場での上場廃止リスク懸念が再燃しているもよう。先週末、中国配車サービス会社の滴滴出行が米国市場での上場廃止を発表したことをきっかけにハイテク関連が大幅安となっている。アリババは7.9%安、上場来安値をつけている。ネットイースは4.8%安、JDドットコムは4.6%安。
また、不動産会社の中国恒大集団がデフォルトに陥る可能性が高まってきていることも懸念されている。中国恒大集団は、今後の債務返済を履行できない可能性があると発表した。中国広東省政府も、中国恒大集団が債務返済に十分な資金を確保できる保証はないと明かした。同社株は10%超急落、約11年ぶり安値をつけている。