アジア株 米イラン戦争終結期待も不安拭えず トランプ「今週中」ではない
アジア株 米イラン戦争終結期待も不安拭えず トランプ「今週中」ではない
東京時間11:06現在
香港ハンセン指数 25755.43(+346.97 +1.37%)
中国上海総合指数 4112.79(+16.18 +0.40%)
台湾加権指数 33115.41(+1004.99 +3.13%)
韓国総合株価指数 5583.87(+332.00 +6.32%)
豪ASX200指数 8714.80(+115.77 +1.35%)
アジア株は大幅反発、米イラン戦争終結期待が広がっている。ただ、戦争の鎮静化の兆候が見られない限りは安心できない。今後も中東情勢巡るヘッドラインに振り回される可能性。
イラン側は戦争終結の可能性を示唆したものの、再び攻撃されないことが保証された場合のみと強調。依然として対米強硬姿勢を維持したままだ。トランプ米大統領は早期終結を示唆するも「今週中」ではないとしている。
上海株は反発も上値は重い、CPI加速も市場心理は改善せず。
きのう発表された中国2月の消費者物価指数は前年比+1.3%と前回の+0.2%から伸びが加速、2023年1月以来の高水準となった。市場予想の+0.9%も大きく上回った。ただ、2月は春節(旧正月)に伴う大型連休が影響したため、改善は一時的なものにとどまる可能性が高い。消費者心理は改善しておらず、休み明けは再び財布のひもを締めるだろう。
米中関係安定化は安心材料。
中国は“同盟国 ”であるイランを見捨て米国との関係維持を優先。米中首脳の会談が成功すれば、関税休戦はさらに延長され中国の経済安定化につながる。
原油急反落を受け豪州の3月利上げ観測は後退している。
ブロック豪中銀総裁は原油高騰による国内のインフレ加速を警戒。3月会合は「ライブ」になると警告していたが、米イラン戦争が終結に向かえば原油価格は戦争前の水準に落ち着くだろう。
きょうは午後からハウザー豪中銀副総裁の講演が予定されている。
ハウザー氏は2月に「これ以上のインフレ高進は許されない、必要なら何でもすると言いたい」と述べていた。足元の原油相場は落ち着きを取り戻しているが、副総裁がタカ派姿勢を強調するようであれば早期利上げ観測が再浮上するかもしれない。
執筆者 : MINKABU PRESS
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