アジア株 香港株は6週間ぶり高値 アリババが急騰、創業者マー氏が1年ぶりの海外訪問で投資家らの期待膨らむ
アジア株 香港株は6週間ぶり高値 アリババが急騰、創業者マー氏が1年ぶりの海外訪問で投資家らの期待膨らむ
東京時間14:01現在
香港ハンセン指数 26128.70(+341.49 +1.32%)
中国上海総合指数 3594.38(+1.22 +0.03%)
台湾加権指数 16883.34(-17.33 -0.10%)
韓国総合株価指数 3020.17(-8.87 -0.29%)
豪ASX200指数 7428.50(+53.65 +0.73%)
インドSENSEX30種 61844.39(+128.34 +0.21%)
アジア株はまちまち。
上海株は前営業日比変わらずで推移、景気減速懸念が重石。ただ一方で、景気刺激策期待の買いも入っている。中国当局が石炭価格上昇を抑制する方法を検討しているとの報道が懸念されており、石炭などの素材関連が下落している。
香港株は6週間ぶりの高値、2万6000の大台をしっかり乗せている。アリババが8.3%高と急騰、創業者ジャック・マー氏が1年以上ぶりに海外を訪問したとの報告が材料視されている。報道によると、マー氏はビジネス会議のため欧州を訪れた。マー氏は2019年9月に引退したあと、アリババ社には関与していないが、約1年ぶりに欧州のビジネス会議に参加したとの報道を受け、投資家の間ではアリババ社にとって何か重要な進展があるのではないかとの期待感が出ているもよう。そのほかのハイテク関連も連れ高する格好。美団は3.7%高、シャオミは2.9%高、テンセントホールディングスは2.5%高。サンズチャイナやギャラクシーエンターテイメントなどカジノ関連も高い。そのほか、不動産や公共事業関連も総じて上昇している。
執筆者 : MINKABU PRESS
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