ユーロドル、いまのところ1.19ドル水準はテーブル外か=NY為替
きょうのユーロドルは1.18ドル台半ばでの狭い範囲での振幅が続いている。明日の米雇用統計の発表を前にポジション調整が中心となっているようだ。ユーロ自体の動意は少ない中でユーロドルはドルの動きに依存している。
前日は欧米のサービス業の景況感指数が発表になっていたが、ユーロ圏のサービス業PMIは速報値から下方修正されていたが、米ISM非製造業景気指数は予想を上回る強い内容となっていた。ユーロ圏と比較して米国のサービス業の予想を上回る回復はドルにとってプラス。市場はサービス業のデータに敏感になっており、ウイルス感染で消費者の行動が恒久的に変化したかどうかを測る先行指標として位置づけられているようだ。明日の米雇用統計次第だが、いまのところ1.19ドル水準はテーブルから外れているという。
EUR/USD 1.1839 EUR/JPY 129.84 EUR/GBP 0.8500
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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