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株高を受けてドル売り優勢、ドル円は109円台にとどまる=ロンドン為替概況

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株高を受けてドル売り優勢、ドル円は109円台にとどまる=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル売りが優勢。米株先物が時間外取引で堅調に推移しており、欧州株も連れ高となっている。また、原油先物も反発し、米10年債利回りは1.19%台へと上昇。全般に前日のリスク警戒の動きに調整が入る格好となっている。為替市場でもユーロやポンドで前日の下げからの反発の動きがみられている。ユーロドルは1.18台後半から1.19台をうかがう動き、ポンドドルは1.38台後半から1.39台に乗せている。ドル円は序盤に109.10レベルまで安値を広げたが、その後はクロス円の下げ渋りとともに下げ一服となっている。ユーロ円は129円台後半、ポンド円は151円台後半から152円台乗せへと反発。前日の米ISM製造業景気指数は低下したが、あすには同非製造業景気指数や米ADP雇用時計などが発表される。きょうは狭間の1日となっている。

 ドル円は109円台前半での取引。東京市場からのじり安の流れを受けて、ロンドン序盤には109.10レベルまで安値を広げた。しかし、欧州株の上昇などを受けて、クロス円に買い戻しの動きが入っており、ドル円も109.20台まで下げ渋った。米10年債利回りは1.19%台へと小幅上昇。

 ユーロドルは1.18台後半での取引。1.1870付近からじり高の動きとなっており、高値を1.1892レベルに伸ばしている。米株先物が時間外取引で堅調に推移しており、ダウ平均は前日の下げを消す動きとなっている。ユーロドルもドル高からドル安へと動きが転じている。ユーロ円は129円台後半での推移。朝方に129.54レベルまで下押しされたあとは、欧州株の上昇とともに反発。高値を129.83レベルに広げた。対ポンドでは売り圧力を受けており、ユーロ独自の買いは限定的。6月のユーロ圏生産者物価指数は前年比+10.2%と過去最高水準の伸びを示したが、目立った反応はみられなかった。

 ポンドドルは1.39台前半での取引。1.3890-1.3900レベルでの揉み合いを上抜けている。株高の動きもあってドル売り圧力が優勢となり、高値を1.3935近辺へと伸ばしている。ポンド円は朝方につけた151.55近辺を安値に152円台乗せから高値を152.14近辺まで伸ばしている。ユーロポンドが軟調で0.8550近辺から0.8530近辺へと下押しされている。原油相場が反発しており、ポンド買いにつながった面があるようだ。木曜日の英金融政策委員会(MPC)を控えて、神経質な上下動が続いている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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