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ドル安傾向は継続も、ロンドン時間は売買交錯=ロンドン為替概況

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ドル安傾向は継続も、ロンドン時間は売買交錯=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、売買が交錯している。先週から引き続いて流れはドル安傾向を示しているが、足元では勢いが一服。ドル円は107.70付近での狭いレンジでの揉み合い。欧州株や米株先物が目立った方向感をみせず手掛かり難。米10年債利回りは1.58%台へとやや上昇も、目立ったドル買いの動きにはつながっていない。ポンドドルは一時1.39台乗せ、豪ドル/ドルは0.78台手前へと上昇するなど、先週来のドル安の流れを維持している。一方で、ユーロドルは1.21台乗せ水準では上値が重くなり、大台を維持できず。対円や対ポンドでも上値が重い。この日発表された4月ドイツIfo景況感指数は小幅に上昇も、市場予想ほどの力強さはみられなかった。期待指数が予想外に低下しており、ワクチン接種などをめぐる不透明感が影響していた。

 ドル円は107円台後半での取引。東京市場で上値重く推移した後、ロンドン朝方には買い戻しが入ったが、107.85近辺までにとどまった。その後は、再び上値重く推移し、安値を107.64レベルまで広げた。ただ、全般に狭いレンジ取引となっており、強い動意はみられず。欧州株や米株先物は売買が交錯しており、やや上値が重い。NY原油先物は一時61ドル台割れと軟調。ドル円相場は反応に乏しい展開になっている。

 ユーロドルは1.20台後半での取引。週明け東京市場では前週末からの流れを受けて買いが優勢だった。高値を一時1.2117レベルまで広げる場面があった。しかし、東京午後からロンドン市場にかけては上昇一服。ロンドン序盤には1.2089レベルまで下押しされた。その後の買い戻しも限定的で、1.21台に乗せると売りに押されている。ユーロ円はロンドン早朝につけた130.64レベルを高値にその後は上値重く推移。一時130.21レベルまで安値を広げた。対ポンドでもユーロは軟調で、先週末の動きに調整が入る格好となっている。この日発表された4月ドイツIfo景況感指数は小幅に上昇も、市場予想ほどの力強さはみられなかった。期待指数が予想外に低下しており、ワクチン接種などをめぐる不透明感が影響していた。一方で、一部報道ではドイツ政府が今年の成長見通しを従来の3.0%から3.5%に引き上げると伝えられていた。

 ポンドドルは1.38台後半での取引。ロンドン早朝から序盤にかけては買いが優勢となり、高値を1.3929レベルまで伸ばした。しかし、ロンドン昼にかけては上値を抑えられて1.39台割れへと沈んでいる。ポンド円も朝方に150.10近辺まで買われたあとは失速。149.70近辺へと押し戻されている。ユーロポンドは売りが先行し0.8680台まで下落したが、ロンドン昼にかけては0.87台に戻しており、下げは一服。この日は目立ったポンド関連の材料はでていない。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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