アジア株 上海株は下落、欧米諸国との対立激化を警戒 米国が北京五輪ボイコットを検討
アジア株 上海株は下落、欧米諸国との対立激化を警戒 米国が北京五輪ボイコットを検討
東京時間11:07現在
香港ハンセン指数 28840.53(-98.21 -0.34%)
中国上海総合指数 3460.14(-23.19 -0.67%)
台湾加権指数 16777.95(+38.08 +0.23%)
韓国総合株価指数 3136.06(+8.98 +0.29%)
豪ASX200指数 6903.80(+17.94 +0.26%)
アジア株はまちまち。
上海株は0.64%安、欧米諸国との対立が一段と激化する可能性が高まってきている。米国務省報道官は6日、2022年の北京オリンピックをボイコットするかを検討しており、同盟国と協議したいと述べた。ウイグル人権問題を巡り、中国と欧米諸国の対立は続いている。米政権は、中国による新疆ウイグル自治区の少数民族弾圧はジェノサイドに当たるとして、中国を強く非難。先月は、米国、ユーロ圏、英国、カナダが対中制裁を科した。これに対し、中国側は報復措置をとることを決定した。
連休明け香港株は0.34%安。序盤は買い優勢で始まったが、上海株の下げを受け、マイナス圏に沈んでいる。
海運大手の中遠海運控股は急騰。一時30%超上昇し、2009年8月以来の高値をつけた。同社が第1四半期の純利益は155億元になる見込みだと発表したことが材料視されている。前年同期の純利益は2億9200万元だったため、発表通りなら50倍以上になる。
執筆者 : MINKABU PRESS
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