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【これからの見通し】世界的に株式が全面安、ドル買いの強さを見極めに

為替 

【これからの見通し】世界的に株式が全面安、ドル買いの強さを見極めに

 前日の米FOMCを通過して、にわかに株式市場に調整圧力が強まっている。アップルの決算発表は弱い内容ではなかったが、同社株には売りが強まっている。世界の代表的なIT企業の株価下落とともに市場に売りが広がる面もあるようだ。また、ボーイングの大赤字も響いたようだ。

 後付け、こじつけなどの批判を恐れずに指摘させていただければ、各国のワクチン争奪競争の激化、バイデン政権が改めて中国経済をライバル視していることなども、市場センチメントへの重石となっているもよう。

 いずれにせよ、リスク資産に調整が入る局面とあって、為替市場ではリスク警戒型のドル買いの動きが広がっている。ドル指数はここ1週間は狭いレンジに停滞していたが、ドル高方向への動きにつながりやすい状況となっている。この後の欧州株などへの株安連鎖の動向とともに、ドル買いの強さを見極めることとなろう。

 この後の海外市場で発表される経済指標では、米実質GDP・速報値(第4四半期)が注目される。市場予想は前期比年率+4.2%と前期の+33.4%の急回復からは伸びが落ち着く見込み。米経済をけん引する個人消費の伸びも+3.1%と前期の+41%からは急減速する予想。ロックダウン措置の影響で想定済みではあるが、予想との比較に市場は敏感に反応しそうだ。

 その他の指標発表は、南アフリカ生産者物価指数(12月)、ユーロ圏消費者信頼感・確報値(1月)、ユーロ圏景況感(1月)、ブラジル失業率(11月)、ドイツ消費者物価指数・速報値(1月)、カナダ住宅建設許可(12月)、米新規失業保険申請件数(23日までの週)、米卸売在庫・速報値(12月)、米景気先行指数(12月)、米新築住宅販売件数(12月)など。

 発言・イベント関連は、グアルティエリ伊経済財務相、シュナーベルECB理事などの講演が予定されている。世界経済フォーラム「ダボスアジェンダ」が明日まで開催される。米7年債入札(620億ドル)が実施される。米企業決算は、マクドナルド、コムキャスト、アメリカン航空、マスターカード、VISA、USスチールなど。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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