オセアニア通貨の上値が重い、ユーロドルは堅調に推移=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、NZドルの上値が重い。ニュージーランド中央銀行(RBNZ)が早朝、「経済見通しは引き続き極めて不透明であり、経済のリスクバランスは下向き」などの声明を公表しており、影響しているもよう。
豪ドルの上値も重い。オーストラリア中央銀行(RBA)から議事要旨が公表されたが、「今後の会合で債券購入プログラムの規模とその影響を検討する」、「インフレが持続的に2~3%の目標範囲に入るまで利上げはない」など直近の声明文と同内容にとどまったため、豪ドル売りにつながったようだ。
ユーロドルは堅調に推移しており、1.2163付近まで上昇。東京序盤は前日のニューヨーク午後の戻り高値1.2160近辺がレジスタンスとなっていたが、これを若干ながら超えてきた。ユーロ円もしっかりとなっている。
日経平均株価は反落。前引けでは前営業日比83.61円安の2万6648.83円となった。
午前11時41分現在では、ドル円は1ドル=104.08円、ユーロドルは1ユーロ=1.2159ドル、ユーロ円は1ユーロ=126.54円、ポンド円は1ポンド=138.85円、豪ドル円は1豪ドル=78.39円、NZドル円は1NZドル=73.70円、スイス円は1スイスフラン=117.44円、カナダ円は1カナダドル=81.58円付近で推移している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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