【海外市場の注目ポイント】米ミシガン大学消費者信頼感指数速報値など

　日本時間１２日午前０時に１２月の米ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が発表される。大方の予想は７６．０となっており、前月の７６．９を下回り、２カ月続けて低下すると見込まれている。米国では新型コロナウイルス感染が再拡大するなか、外出制限措置が広がっており、予想を下回るようであれば、米国の景気先行き警戒感からリスク回避の動きで円が買われる可能性がある。
　　
　また、日本時間午後１０時半には１１月の米生産者物価指数も発表される。総合の大方の予想が前年比０．７％上昇、コアの大方の予想が同１．５％上昇となっており、総合、コアとも、前年比の伸びがそれぞれ前月の０．５％上昇、１．１％上昇から加速するとみられている。
　
MINKABU PRESS