ドル円は104円台半ばを挟んでのもみ合い続く=東京為替概況
ドル円は104円台半ば前後での推移となった。前日のNY市場NY午前に104円75銭前後まで上昇した後、NY市場午後からはやや頭の重い展開に。東京朝もその流れが続く形で104円38銭前後まで一時値を落とした。もっとも、下値進行はそこまで。その後は買い戻しが入るも104円60銭前後までと限定的な値幅での推移に終始した。
木曜日米国市場が休場(感謝祭)、金曜日は米株式・債券市場が短縮取引と週末にかけて取引参加者が減る見通しとなっていることもあり、積極的な取引を手控える流れとなった。
ユーロドルは1.19台を回復した。先週1.1900手前の売りに頭を何度も抑えられたユーロドルは、週明けのドル売り局面で月曜日海外市場で1.1906前後を付けたが、そこから一気のドル買いが入り、1.1800前後まで。安値からは値を戻すも、昨日海外市場の高値が1.1894で抑えられるなど、1.19を意識する展開が続いていた。海外市場では高値を付けた後、いったんユーロ売りの動きとなり1.1840前後まで値を落として反発。東京午前からはNY午後のユーロ買いドル売りの流れが続き、1.19台を回復。その後も下値しっかり感が続き、月曜日の高値を超えて1.1910前後まで。
ユーロ円はユーロ買いの動きにも支えられて124円48銭前後まで上昇も、その後は少し調整が入る展開に。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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