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【これからの見通し】株式市場の調整一巡すればドル安の流れ再開も

為替 

【これからの見通し】株式市場の調整一巡すればドル安の流れ再開も

 昨日の海外市場では欧州株が軟調だったあと、NY株は取引後半にかけて持ち直した。恐怖指数は低下しており、市場のリスク警戒感は後退した。きょうも日本株が下押しされているほかは、アジア株全般に買いが優勢になっている。NY原油先物は一時42ドル近辺へと再び上昇。株式市場での調整の動きが一巡した感がある。米株先物が時間外取引で下げていることは気がかりだが、この後の海外市場で前日に下げた欧州株の反発力が試されることとなろう。

 為替市場ではドル安の流れが再開しやすい状況になっているようだ。ポンドドルの動向に注目したい。来週月曜日には英国とEUとの貿易交渉が合意されるとの楽観的な見方がでており、市場の期待を誘っている。ニュース次第ではあるが、現状ではポンドドルは再び1.33台を試す可能性が高そうだ。ユーロドルにとっては米債利回りの低下圧力がポイントとなりそうだ。ドル円は104円台が重くなっている。先週のファイザー相場で103円台前半から105円台後半まで急伸したが、その後はレンジの半値104.43レベルを維持できず。円高・ドル安領域で推移している。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、英公共部門ネット負債(10月)、英小売売上高(10月)、ドイツ生産者物価指数(10月)、香港消費者物価指数(10月)、カナダ小売売上高(9月)、ユーロ圏消費者信頼感・速報値(11月)など。

 発言イベント関連は、ラガルドECB総裁、センテノ・ポルトガル中銀総裁、デギンドスECB副総裁、バイトマン独連銀総裁、カプラン・ダラス連銀総裁、バーキン・リッチモンド連銀総裁、ボスティック・アトランタ連銀総裁、ジョージ・カンザスシティ連銀総裁、パウエルFRB議長などの講演やイベント参加が予定されている。APEC首脳会議、G20財務相会議が開催されるほか、G20首脳会議があすまでオンライン形式で行われる。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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