ドル円は円高傾向、NZドル/ドルは0.69台回復をトライ=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、日経平均株価は大きく上昇しているが、ドル円は円高傾向となっている。これを背景に、ユーロ円など、クロス円の一部も弱含みの展開。前週末に続いて、本邦輸出企業による実需のドル売り・円買いが観測されているとの一部報道も見受けられている。
NZドルが堅調に推移しており、NZドル/ドルは0.69ドル台回復をトライする展開。NZドル円もドル円が円高に傾く中で、底堅さをみせている。ニュージーランドの国内銀行から、NZドルの強含みを予想するレポートが公表されており、材料視されているようだ。同行では0.6950ドル前後までの上昇を見込んでいる。
株高を背景にしたリスク選好のドル売りによってユーロドルや豪ドル/ドルは強含みとなっている。ユーロドルは9日以来の高値水準となる1.1850付近まで上昇、豪ドル/ドルは11日以来の高値水準となる0.7298付近まで上昇した。
日経平均株価は大幅反発。前引けでは前営業日比419.43円高の2万5805.30円となった。
午前11時32分現在では、ドル円は1ドル=104.53円、ユーロドルは1ユーロ=1.1847ドル、ユーロ円は1ユーロ=123.83円、ポンド円は1ポンド=138.18円、豪ドル円は1豪ドル=76.21円、NZドル円は1NZドル=71.92円、スイス円は1スイスフラン=114.63円、カナダ円は1カナダドル=79.73円付近で推移している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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