ドル円やや頭重い、FOMCなどにらむ=東京為替概況
ドル円は105円25銭前後まで一時値を落とすなど頭の重い展開に。NY市場で105円30銭前後まで値を落とし、その後105円40銭台まで戻して朝を迎えたが、上値の重さが意識される中で朝方NYの安値を割り込む動き。その後も売りが優勢で安値圏もみ合いとなった。
今晩のFOMCの結果次第で米国の緩和政策長期維持期待がもう一段強まるのではとの思惑があり、ドル売りにつながっている。
ユーロは往って来い。ユーロ円の売りもあって朝方は軟調で1.18台半ばから1.1830割れも、その後1.18台半ばへ値を戻した。
やや買いが入ったんがカナダドル。NY原油が大型ハリケーン・サリーの米メキシコ湾岸上陸見込みで上昇しており、原油輸出の大きいカナダの好材料となった。ドルカナダは1.3200前後から1.3170割れまで。カナダ円は朝方円高進行に75円95銭近辺から75円75銭前後に値を落としていたが、下げ分を解消する動きに。
MINKABU PRESS 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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